中学生で習う主な歴史年表と簡単な内容 紀元前編
歴史年表と簡単な内容
・約紀元前3000年頃⇒エジプト文明、メソポタミア文明が栄えます。(農業はもっと前から始まっている)
エジプト文明⇒象形文字、ナイル川、ピラミッド メソポタミア文明⇒くさび文字、チグリス川とユーフラテス川に挟まれた場所、西アジア
・紀元前2300年頃⇒インダス文明がおこる。場所⇒インド、周辺国(農業はもっと前から始まっている)
インダス文字⇒いまだに解読されていません。
モヘンジョ=ダロ⇒インダス文明の遺跡。現在のパキスタンにある。
・紀元前6000年から4000年頃⇒黄河、長江の流域で稲作や畑作、土器をつくる文化が生まれました。
・紀元前1600年頃⇒中国の黄河流域で殷(いん)別名、商がおこる。殷=商
殷⇒考古学的に確認されている中国最古の王朝です。
甲骨文字が使われました。青銅器も作られました。1046年に牧野の戦いにて周に負け滅びます。
・紀元前1046年⇒中国で周がおこりました。
孔子(こうし)⇒紀元前5世紀頃の人物。この人物の教えは儒教となる。孔子の教えは弟子により「論語」としてまとめられました。
紀元前8世紀(800年~701年)頃から周の力は衰え(おとろえ)各地の国が争う春秋時代(しゅんじゅうじだい)となります。約320年間続きます。簡単に言うと戦国時代です。
・紀元前660年(紀元前7世紀)・神武天皇が初代天皇として即位しました。
今上天皇(令和時代)は第126代天皇であり神武天皇の子孫です。
・紀元前6世紀頃(紀元前600年~501年)⇒インドにてシャカが仏教を開きました。
仏教⇒人は身分に関わらず平等であり、修行をして心の迷いを捨てればこの世の苦しみから救われると説きました。当時のインドでは神官、王族・武人、平民、奴隷と身分がわかれていました。
・紀元前4世紀頃(紀元前400年~301年)⇒高床倉庫などが日本で作られ始めました。(弥生時代)
稲作が西日本一帯に広まり、後に東日本にも広まりました。
高床倉庫⇒湿気対策、ネズミ被害の防止、風通しをよくする目的で床が高くなってる食料を蓄える倉庫。
・紀元前3世紀頃(紀元前300年~201年)⇒秦(しん)の始皇帝が初めて中国を統一します。
秦に時代⇒北方にいた遊牧民族の侵入を防ぐため万里の長城が作られます。
始皇帝⇒よく暴君として紹介されます。ただ、名君説もあります。政治では文字、貨幣、長さ、重さ容積の基準を統一しました。
始皇帝のお墓には7000余りの兵士や軍馬の象、実際に使われていた戦車が埋められていました。
・紀元前202年頃(紀元前3世紀)⇒漢(前漢)が秦に代わって中国を治めます。
漢は中国だけでなく周辺国も治めるまでに強くなります。
中国とローマ帝国を結んだシルクロードは前漢の時代にできました。