アカヒレの飼育、寿命、繁殖の仕方
アカヒレの飼育、寿命、繁殖の仕方
今回はアカヒレの飼育、寿命、繁殖について書きたいと思います。
そもそもアカヒレとは
アカヒレはベトナムや中国原産の淡水魚です。よく、熱帯魚として扱われていることが多いですがアカヒレは日本と同じ温帯に生息する温帯魚です。(中国産や日本産)
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アカヒレの飼育方法
アカヒレは先ほども書いたように温帯の魚なので冬でもヒーターなしで飼育出来ます。夏は35度までなら耐えられます。しかし、観賞魚として活発な姿を見たいなら冬はヒーター、夏は冷却ファンを付けた方が良いでしょう。また、幅広い水質に対応することができ、カルキ抜きした水道水で飼育出来ます。水槽はコップでも飼えるくらいなので大きくなくて大丈夫です。2匹くらいならコップでも飼えます。6匹程飼うなら30センチ~40センチでokです。繁殖させたいのなら40センチあったほうがいいです。
繁殖に関わらず初心者の方は40センチはあったほうが良いです。
水替えはフィルターがある場合月に1回3分の1程度で十分です。フィルターがない場合2週間に1回はやったほうが良いです。
アカヒレのエサ
アカヒレには専用のエサがあります。
しかし、専用のエサにこだわる必要はありません。メダカ用のエサで十分です。
エサは1日2~3回食べ切れる量を与えましょう。
アカヒレの寿命
アカヒレの寿命は3~5年といわれています。小型の魚にしては長い方です。
出来るだけ長生きさせるにはストレスを減らすことが重要です。ではどうやったらストレスを減らせるのか?ストレスを減らすには水温、水質を安定させることが重要です。
コップで飼育すると水量が少ないため水温、水質が変化しやすいです。なので水槽で飼育した方が寿命は長くなります。また、水質を安定させるためには水槽に水草を入れた方が良いです。水草を入れることで水質安定と魚の隠れ家となります。
簡単な繁殖方法
簡単に繁殖させるコツは水草を沢山入れることです。なぜなら、アカヒレは水草に卵を産むかとが多いので水草が沢山あることで卵が隠れアカヒレに食べられることをさけることができます。僕はアナカリスという水草を30センチ水槽に10本入れてジャングルみたいにすることで1日に5匹程生まれていました。
稚魚の飼育方法
アカヒレは子供は最初の3日ほど水槽のガラス面や水草にくっ付いて後、泳ぎ始めます。泳いでいる個体を見つけたら他の水槽に移してあげましょう。大人達に食べられてしまいます。エサはブラインシュリンプがお勧めです。しかし、ブラインシュリンプは孵化させなければならないので面倒な場合はメダカの稚魚用のエサを与えるといいでしょう。
育ってくると青い線が入り綺麗になってきます。尾びれが赤くなったら大人と同じ水槽に入れて大丈夫です。
他の魚との混泳
アカヒレは比較的に温和な魚です。他の魚を攻撃したりはあまりしないと思います。なので混泳させても大丈夫です。
しかし、卵や稚魚を食べてしまうことがあるので他の魚も繁殖させたい方はお勧めしません。
アカヒレは見た目も綺麗、安い、飼いやすい、繁殖しやすい、などとメリットの多い魚です。少しでも興味のあり方はぜひ、挑戦してみてください。