ミナミヌマエビの繁殖の仕方、混泳繁殖、沢山繁殖させる方法、など
ミナミヌマエビの繁殖の仕方、混泳繁殖、沢山繁殖させる方法、
今回はミナミヌマエビについて書いていきたいと思います。
ミナミヌマエビの繁殖に必要なもの
水槽・ソイルや砂利・ 水草・フィルター・エアー(ブクブク)・生体
これだけで十分です。水槽はできるだけ大きめにしてあげないと水質が安定しにくく、
ミナミヌマエビの好む環境にはなりません。底にひくソイルや砂利は別にこだわらなくて大丈夫です。しかし、ひかなというのは無しです。ミナミヌマエビは微生物を食べるため下に底に何もひかないと微生物も少なくなります。
水草は絶対に入れた方が良いです。ミナミヌマエビは底での生活より水草での生活の方が得意というのと微生物の数にも差が出ます。また、水草は排出物に含まれる、硝酸塩を吸収してくれるので環境的にもありがたいです。
フィルターは水が汚くならないようにです。ミナミヌマエビを飼う上で水質は大切です。
エアーは酸欠を防ぐためです。微生物、エビと沢山の生き物がいたら夏場なんかは特に酸欠になりやすくなります。
生体は10匹もいればオス、メスそろいます。1ヶ月しても抱卵しない場合はもう一度
買ってみましょう。
ミナミヌマエビの繁殖方法
ミナミヌマエビは卵を産み落とすのではなくグッピーみたいに体内で孵化させるます。
ミナミヌマエビは卵が孵化するまで腹部で抱えていてこの状態を抱卵と言います。
ミナミヌマエビが抱卵すると数週間で卵に黒い点が見えてきます。それから数日で孵化します。孵化した最初の頃は小さすぎて見えないと思います。
ミナミヌマエビは混泳繁殖できるのか
もちろんできます。
しかし、大人になれる個体はほんの少しだけです。なぜなら、混泳している魚に食べられてしまうからです。稚エビは最初の頃、目に見えない程小さくです。なので、例え
稚魚だとしても稚エビを食べます。
僕が昔、ミナミヌマエビと黒メダカの混泳繁殖を狙った際、大人になれたミナミヌマエビは2桁いませんでした。このことから、混泳繁殖で元の数を超えるのは難しいといえるでしょう。
どうしても混泳繁殖しかできないのなら
水草や流木を入れてあげ、少しでも多く稚エビたちの隠れ家を作ってあげましょう。
そうすることで少しでも稚エビの生存確率を上げることができます。
沢山ミナミヌマエビを繁殖させるのなら
沢山ミナミヌマエビを繁殖させたいなら、ミナミヌマエビのみで飼うのが良いです。
そうすれば稚エビが魚に食べられる危険もなく稚エビが大人になれる確率は高いです。
また、エサを与えるともっと繁殖しやすくなります。エサを与えると一回に産む稚エビの数が多くなります。
僕の水槽でもミナミヌマエビだけで飼ってからは凄く繁殖しやすくなり、20匹から
40匹に増えました。凄い人だと100匹やもっといく人もいます。増やせる数は水槽の大きさで決まるので自分の水槽がどのくらい増やせるか確認してみましょう。
稚エビの食べ物
稚エビは水槽内のコケや微生物を食べ育ちます。なので水槽内のコケは取らないようにしてあげましょう。エサを与えるメリットはココにもあり、エサを与えることで微生物のエサにもなり微生物が増えます。そうすると稚エビの食べ物は増え、一石二鳥です。
稚エビを食べる危険生物、ヒドラ
ヒドラは稚魚や稚エビを食べることで有名で、僕の水槽でも被害にあいました。
これは稚魚がヒドラに食べられている写真です。こんな感じで、稚エビも食べられてしまいます。このヒドラがいた場合すぐにスポイトで吸い取るや薬品で駆除しましょう。
ミナミヌマエビの抱卵してる時の注意点
ミナミヌマエビはビックリすると卵を離してしまいます。
なので、水草をかき回したりしてエビをびっくりさせないようにしましょう。