プラナリアについて
プラナリアについて
みなさん、よく水槽で白いナメクジみたいな生き物を見ませんか?見ていてあまり気持ちの良いものではありませんよね。それって実はプラナリアな可能性が高いんです。今回はそんなプラナリアについて書きたいと思います。
切ったら切った分だけ増えるで有名なプラナリア
プラナリアは分裂すると体の失われた器官を再生する能力を持っています。
例えば1匹の プラナリアを半分に切るとします。そうすると プラナリアが2匹になります。これは半分じゃなく、3分割にしても同じです。3分割にすると3匹の プラナリアになります。また、分裂したプラナリア両方に記憶があるといわれています。
凄いプラナリアだと1匹から100匹に分裂できるようです。
しかし、分裂の実験をする際、絶食させておかないと自分の消化液で体が溶けてしまうそうなで注意しないと分裂どころか 消えることになっちゃいます。
ちなみになぜ、 プラナリアが再生能力を持つかというと自然界で水質などが変化し
プラナリアにとって住みにくい環境になった時に腹部にくびれができ分裂するため
らしいです。
プラナリアの特徴
頭部が三角で大きくて3cm、色は白です。
水槽内で見る白いナメクジみたいなのは大体 プラナリアかミズミミズです。その中でも
プラナリアのことが多いです。
自然界では3cmは小さいかもしれませんが水槽内にいるとかなりの破壊力を持ちます。簡単に例えるとミナミヌマエビが2~3cmですからエビと同じ大きさのナメクジが水槽内にいたらかなりびっくりしますよね。しかもプラナリアは1匹ということは少なく、大体かなりの数がいます。
僕の水槽だとこんな感じ
水槽内での プラナリアによる被害
水槽で飼っている魚を襲ったりはしません。
しかし、卵や魚に与えたエサなどを食べてしまうかとがあるらしく、動かないものなら食べるらしいです。メダカの卵くらいなら食べられちゃうと思います。しかし、どちらかというと見た目の被害の方が大きいと
個人的に思います。上に張ってある写真の水槽でも問題なくアカヒレが繁殖していますのであまり気にしていません。
プラナリアの発生原因
プラナリアの発生原因は外部から入ってくることです。
水草に生体や卵がくっ付いて来たり、魚を購入した際に水に紛れていたりすることが多いです。なので、まずは外部から侵入しないように対策しましょう。
購入した魚は水ごと入れずに魚だけを取って入れる。水草は水洗いから入れる。など
プラナリアが増える原因
プラナリアの好む環境が整ってしまってるからです。
そもそもプラナリアは自然界では低水温で水の綺麗な川の落ち葉や石にくっ付いており、水生昆虫などを主に食べる肉食動物です。
このことから、プラナリアが好む環境というのは低水温(10度~25度)で綺麗な水、そして水生昆虫などのエサが豊富な環境です。
増える原因を見るとどれも対策は難しそうです。
プラナリアの駆除方法
水温をあげちゃう、薬品の2つが主になります。
水温を上げる
プラナリアが好む環境にかいたように低水温をプラナリアは好みます。そして、水温が
30度を超えると死ぬらしいです。なので水温を30 度くらいにしてしまえば水槽内の
プラナリアは死滅するでしょう。しかし、水槽内で飼っている生き物は外に出さないと
一緒に死んじゃいます。ヒーターでは30 度まで上げられないのでお湯を入れるなどしてやりましょう。
プラナリアzero
プラナリアzeroは天然ヤシ成分を利用にてプラナリアやヒドラを駆除するための薬品です。これを使うメリットは魚やエビに何のダメージも与えずにプラナリアを駆除することができることです。