イエローチェリーシュリンプの他のチェリーシュリンプとの違い、飼い方、大きさ、寿命、繁殖、混泳繁殖について
イエローチェリーシュリンプの他のチェリーシュリンプとの違い、飼い方、大きさ、寿命、繁殖、混泳繁殖について
熱帯魚屋やネット通販などイエローチェリーシュリンプの画像を見ると飼ってみたいなとか思ったりしますよね。そんな、品種改良のエビとして人気なイエローチェリーシュリンプについて今回は書きたいと思います。
1・イエローチェリーシュリンプと他のチェリーシュリンプの違い
2・大きさ
3・寿命
4・飼い方
・注意点1 水温の上がりすぎ
・注意点2 水質の急変
5・エサについて
6・繁殖について
7・混泳繁殖について
8・大量繁殖について
他のチェリーシュリンプとの違い
他のチェリーシュリンプとの違いは色くらいです。
そもそもイエローチェリーシュリンプとはチェリーレッドシュリンプの品種改良で生まれた種のように他の種も同じチェリーシュリンプの品種改良で生まれた種です。なので
○○チェリーシュリンプというのは色が違うだけです。飼い方、寿命、エサ、繁殖の
仕方は変わりません。
イエローチェリーシュリンプの大きさ
大きさは約2cmですとミナミヌマエビとあまり変わず、外見もそっくりです。
しかし、ミナミヌマエビより存在感があり魚よりもイエローチェリーシュリンプの方に目がいっちゃうほどです!写真で見るとこんな感じです。
すぐどこにいるかわかっちゃいますよねw
色のないヤマトヌマエビだとこんな感じ
大きいのにイエローチェリーシュリンプの方が存在感ありますよね。底の色が違うってもありますけど飼えばわかると思いますが全然違います。
イエローチェリーシュリンプの寿命
約1年から2年くらいとこれもミナミヌマエビと同じくらいです。
水槽の環境で寿命は結構、変わるといわれ水質にうるさいシュリンプのことですから
寿命と水槽内の環境はかなり関わってくると思います。環境については飼い方のところで書きます。
イエローチェリーシュリンプの飼い方
飼い方はミナミヌマエビとあまり変わりません。
30x20くらいの水槽にソイルや砂利、水草を入れてあげれば簡単に飼えます。しかし、注意点が2つあります。
注意点1 夏の水温の上がりすぎ
イエローチェリーシュリンプは低温には強く3℃くらいなら生きていけます。しかし、
高温には弱く28℃になると死んでしまう個体が出てきて、30度を超えると半数が
死んでしまいます。そのため、冬にヒーターなど水温対策をしなくても大丈夫ですが
夏は冷却ファンなどの水温が26度を超えないように対策する必要があります。
注意点2 水質の急変
イエローチェリーシュリンプなどのエビ系は水質の急変に弱いことで知られています。
イエローチェリーシュリンプも水質に急変に弱く、起こると弱ったり死んでしまったりします。そこで役に立つのが先ほど書いた 30x20の水槽とソイルや砂利、水草です。
30x20の水槽・水量が少ないとどうしても水質の変化が速くなります。そのため丁度いい水量なのがこの30x20の水槽だと思います。
ソイルや砂利・ソイルや砂利を入れると水槽に微生物が沢山住み着いてくれやすくなります。その微生物は分解者ともいわれ有機物を無機物に変えたりと水槽の環境を保つのに欠かせない存在となります。
水草・水草は光合成をして酸素を出してくれる他にも魚やエビが出した排出物に含まれる硝酸塩を吸収する役割があり、水槽内の生き物が住みやすい環境へしてくれます。
エサについて
イエローチェリーシュリンプはミナミヌマエビと同じく水槽内のコケ、魚が残したエサ
微生物を食べて生活しています。イエローチェリーシュリンプ専用のエサをあたえなくても大丈夫ですが、繁殖を沢山させたい方は専用エサを与えた方が繁殖させやすいです。
繁殖について
繁殖もミナミヌマエビと同じようにして行います。自然繁殖もでき誰でも簡単にでき、
大量に増やすことも可能です。
まずメスが抱卵をします。
数週間すると卵に黒い点ができ、それから数日で稚エビが生まれます。最初の頃は小さすぎて見えませんが数日もすれば見えるようになります。
稚エビは水槽内のコケと微生物を主に食べるため水槽内のコケは取らずに稚エビのために残しておきましょう。
混泳繁殖について
混泳繁殖も可能です。
しかし、混泳繁殖では魚に稚エビが食べられる可能性が高く大人まで成長できる個体は
相当、少ないです。稚エビは凄く小さく少し成長した稚魚なら食べられてしまいます。
また、大体の魚が稚エビを食べるためメダカだから大丈夫ってことはありません。
稚エビを食べられないようにするには水草を沢山入れてあげて、稚エビの隠れ家を少しでも多く作ってあげることです。
大量に繁殖させたいのなら
大量に繁殖をさせたいのなら、イエローチェリーシュリンプだけで飼うことが良いです。
混泳ではいくら隠れ家を作っても食べられてしまう個体の方が多いと思います。
イエローチェリーシュリンプだけなら食べられる心配をしないで済みます。また、
稚エビのエサである微生物も魚に食べられないため多くなり、稚エビも元気に成長してくれます。
まとめ
- 他のチェリーシュリンプとの違いは色だけ。
- 大きさは2cmほど
- 寿命は1年から2年
- 簡単に飼えるが水温の上がりすぎ、水質の急変には気を付ける。
- エサはコケ、魚の残したエサ、微生物
- 繁殖は誰でもできる。
- 混泳繁殖もできるが生存率は低い
- 大量繁殖ならイエローチェリーシュリンプだけで飼う。