ゼブラダニオの飼育、繁殖、混泳について
ゼブラダニオの飼育、繁殖、混泳について
今回はゼブラダニオについて書きたいと思います。
- ゼブラダニオとは(ゼブラフィッシュ)
- ゼブラダニオの飼い方
- 繁殖は?
- 混泳はできるの?
ゼブラダニオとは?(ゼブラフィッシュ)
ゼブラダニオとはインド原産の体長5センチほどの小型魚で、コイ目コイ科ラスボス亜科ダニオ属のオイカワやコイ、金魚に近い種です。ゼブラダニオという名前以外にも
ゼブラ・フィッシュという名前で売られています。名前の由来は体の表面がシマウマに似ているから付けられたらしいです。寿命は2年から5年と小型魚としては長い方です。
品種改良
ゼブラダニオは品種改良されたものが多数出回っています。品種改良の代表としてロングフィンタイプのゼブラダニオが売られています。ロングフィンタイプとは通常のゼブラダニオよりもヒレが長い種類です。この種類はショップでもよく見る種類で見た目も良いので飼っていて飽きないと思います。
ゼブラダニオの飼育方法
ゼブラダニオは環境適用能力が高く、病気にもなりにくいもで初心者の方でも簡単に飼育することができます。ゼブラダニオを飼う際に特に注意することはなく、普通の熱帯魚を飼育する感覚で大丈夫です。しかし、水槽内に突起物があると生体に傷がついてしまうことがあるので突起物を置くのは避けましょう。
水槽
水槽は大きいのじゃないとダメとかはありません。しかし、ゼブラダニオは泳ぐのが得意な魚のため小さすぎるとストレスになってしまうかもしれません。なので、
40×30センチはあった方がゼブラダニオにとっていいと思います。
水温
水温は20度から24度が適切なのですが、丈夫な魚なので18度くらいまでなら元気に泳いでいます。水質は特にこだわりなく水道水のカルキを抜いたやつで十分です。
エサ
エサもこだわりなく何でも食べます。泳ぐのが得意なためエサを沢山食べすぎて太るくらいなので餓死する心配はしなくいても大丈夫です。ゼブラダニオ専用のエサとか特にないのでメダカ用のエサで十分足りると思います。
寿命
寿命は2年から5年です。小型魚としては長い方だと思います。
繁殖について
ゼブラダニオは繁殖力が高いことで有名です。ネットで繁殖しやすい熱帯魚ランキングと調べると必ず上位の方で出てくると思います。まったくその通りで凄く繁殖します。
成長したゼブラダニオを10匹程度入れておけば自然に繁殖します。ゼブラダニオは卵を底にばらまく形で産卵し、一回の産卵で100から300個の卵を産みます。その際、親が卵を食べたり他の魚が食べたりと卵が食べられる確率が高いです。なので、そこにネットを張ったりそこにビー玉を置いておくなどして卵を守る必要があります。
混泳はできる?
ゼブラダニオは泳ぐのが速く、他の魚にとって一緒にいて楽な環境ではありません。
グッピーのように品種改良でヒレが長くなっている魚はかじられたり、ストレスでヒレが削れたりしてしまうので混泳するなら同じゼブラ属の魚が良いと思います!また、コリドラスのように底を泳ぐ魚にエサが行き届かなくなるなど問題が発生します。
ゼブラダニオは動きが速くて「うざい」といわれすことがありますが、その分飽きずに見ていて楽しい魚です。また、飼育、繁殖も簡単なので誰でも簡単に飼うことができるので興味のある方はぜひ、挑戦してみてくださいね。
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