kanaao’s diary

魚の飼い方や釣りの情報を書いています。また、歴史などのこともたびたび投稿します

グッピーの稚魚の育て方

            グッピーの稚魚の育て方

 

今回はグッピーの稚魚の育て方について書きたいと思います。

 

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熱帯魚を繁殖させたい思い初心者でも簡単に飼育、繁殖ができる「グッピー」を飼っている人は多くいると思います。しかし、いざ生まれてみるとどうしていいかわからない、難しいの?と思う方も多くいると思います。

僕も最初のころはそうでした。なので、今回は僕が思ったことを元に解説していきたいと思います。

  1. 実際、グッピーの稚魚を育てるのは難しい?
  2.  隔離はした方が良い?
  3. エサはいつ頃からあげのか
  4. 成長スピードは早い?
  5. 色がないけど大丈夫?

 

実際、グッピーの稚魚を育てるのは難しい?

グッピーの稚魚を育てるのは他の魚の稚魚を育てるより簡単です。

その理由は2つあります。

1つ目の理由

グッピー卵胎生なため卵ではなく稚魚の状態で産まれてくるからです。生まれてくる稚魚は5mm 程と他の魚の稚魚より大きく生まれてすぐ人口エサを食べることができるからです。魚の稚魚を育てる過程で一番難しいのは生まれてから人口エサを食べれるようになるまでなのです。なぜなら、卵から生まれてくる小型魚の稚魚は普通0.5mm程と小さすぎて人口エサを食べれずインフゾリアなどと手間のかかるエサを与える必要があり難しいからです。しかし、グッピーにはこの過程が必要ありません。

2つ目の理由

先ほど説明した通りグッピーは卵ではなく稚魚の状態で産まれ、大きさは5mmあります。そのため大人の魚に食べられる確率が低いです。卵の状態で産まれる魚は卵の時、産まれてから食べられない大きさになるまで、と大人の魚に食べられる可能性が高い期間が長いです。しかし、グッピーには卵の時がなく食べられない大きさになるまでが速いので大人に食べられる期間が凄く少ないです。なので大人の魚たちに食べられる可能性が低くく生き残りやすいのです。

メダカなど卵の状態で産まれる魚は大人になる確率が30%なのに対してグッピーは70% だといわれています。

 

隔離した方が良いのか

これはどのくらい繁殖させたいかで決まります。いっぱい繁殖させたいのなら隔離させ、少しで良いのなら隔離せず自然繁殖で十分だと思います。

隔離するメリット

隔離するメリットとしては稚魚の生存率が上がること、親魚が出産し終わってからのストレスが減ることです。稚魚の生存率が上がるというのは大人の魚から食べられずに育つというのと、エサが行き届くという点です。隔離しておけば当然,大人たちに食べられることはありません。また、エサがしっかりと食べられるというのは自然繁殖の場合与えたエサを大人の魚がすべて食べてしまうかもしれないが隔離しておけば確実に食べることができるということです。

 親魚のストレスが減るというのは出産し終わって疲れている中、オスたちに追っかけまわされるのを避けることができるからです。しかし、自然では普通に出産しているので

死んでしまうとかまではないです。

 

 自然繁殖のメリット

自然繁殖のメリットは隔離する手間がかからず待っているだけで良いという点です。

しかし、メリットよりもデメリットの方が多いです。

詳しくはこちらの記事で見てください。

 

kanaao.hatenablog.com

 

エサはいつ頃からあげると良いのか?

 グッピーは生まれてすぐエサを食べることができます!なので翌日から与えるのが丁度良いでしょう。与えるエサも大人の魚に与えてるやつをすりつぶしたやつで大丈夫です。いくら稚魚が大きいといっても大人用のででかいやつは食べれないにで注意しましょう。

 

成長スピードは早い?遅い?

グッピーは成長するのがとても早い魚です。生まれて1か月で1.5cm2か月で2.5cmから3cmになります。そして3か月で繁殖可能な体になれます。成長スピードには水温と

エサがポイントになってきます。

水温は26度くらいに安定させると一番いいです。水温を一定に保つのもかなり大切で水温変化は魚へ負担をかけてしまいます。

エサは栄養問題にかかわってきます。エサに栄養が十分にあれば成長スピードも早く去ります。ここでおススメなエサはブラインシュリンプです。このエサは栄養価がとても高く稚魚を育てるのに一番適しているエサでしょう。

 

kanaao.hatenablog.com

 

稚魚に色がないけど大丈夫?

グッピーとは生まれて2か月ほどしてから色が出てきます。なのでどんな色になるかは2か月たってからのお楽しみということです。けっこうワクワクしますよねw

グッピーの色はお父さんの遺伝子を継ぎやすいのです。しかし、グレー色が一番強いのでグレーが入っている場合はグレーになる確率が高いです。なので色にもこだっわりたい!という方は水槽に入れるグッピーの色も工夫してみると良いでしょう。

 

 

まとめ

  • グッピーの稚魚を育てるのは簡単!
  • 隔離するかしないかはどのくらい繁殖させたいか。
  • エサは翌日からあげるのが良い
  • 成長スピードは速い
  • 色は2か月たってからのお楽しみ!

 

グッピーの稚魚は見ていて、いやされる程可愛いです。また、成長していくにつれ大きくなってきたり色が出てきたりと楽しみも増えてきて、大人と同じエサを食べれるようになった!などちょっとしたことでもうれしくなり育てていて毎日が楽しくなります。

ぜひ、挑戦してみてください。

 

最後まで見ていただきありがとうございます。