防波堤からアジの釣れる時期、時間、釣り方、沢山釣る方法
防波堤からアジの釣れる時期、時間、釣り方、沢山釣る方法
今回はアジの釣れる時期、釣り方についての記事を書きます。
- 釣れるアジの種類
- アジの釣れる時期は?釣れない時期は?
- アジの釣れる時間帯、釣れない時間帯
- アジの釣れやすい場所、にくい場所
- アジの釣り方、仕掛け、釣り竿
- アジを沢山釣るには?
防波堤から釣れるアジの種類は何種類かいます。
①マアジ・一般的に一番釣れやすいのはマアジです。スーパーで見かけるアジはこのマアジです。側線の全長にゼンゴと呼ばれるとげ状のウロコが並んでおり、最大の特徴です。
ムロアジ・円筒形の体型で、尾びれは暗黒色で縁が黄色っぽいのが特徴。
豆アジ・豆アジとはアジの種類ではなく15センチ以下のアジのことを指します。
基本的にはマアジが多いです。
釣りというものはターゲットによて釣れやすい時期というものがあります。食べ物でいう旬というものです。当然アジにも釣れやすい時期があります。
アジの釣れやすい時期、釣れにくい時期は?
釣り施設の釣果情報を見るとわかる通り、場所によっては5月から豆アジや良型のマアジの顔を見ることができます。それが7月になると数が増えてきてサイズも大きくなっていきます。9月になると1つの釣り場で1万匹をこえたりもしてきます。逆に11月を過ぎ水温が下がってくるとアジの数が減ってきます。しかし、釣れないわけではなく数が減ってくるというだけなので1年中釣れる魚でしょう。まとめると、5月から11月までは釣れやすく、その中でも特に9月、10月が釣れやすいです。
アジの釣れやすい時間帯は?
アジが釣れやすいのは朝と夕方です。朝の時間帯は日が出てきて明るくなり始めてから1時間程度のことを指します。夕方の時間帯は夕まずめといわれる時間です。大体15時ごろから、暗くなるまでがこの夕まずめと言われます。この朝まずめの時間帯と夕まずめの時間帯が1日を通してアジが一番釣れやすい時間と言えるでしょう。また、その日の潮の状態によって釣れやすい時間帯が変ります。アジの群れは潮が動いてる時間に活発に動きます。
潮が満潮や干潮の時、つまり潮が止まっているときはアジの群れが回遊してきにくいです。潮の動いてる時間、このタイミングでアジの群れが回遊してきやすいです。
潮の動きが波線だとします。この場合、曲がっている部分が釣れにくく、斜めにピンとしているところが釣れやすい感じです。
詳しくは潮見表などのアプリがあるのでそこで見るのが一番です。
アジの釣れやすい場所は?
アジは回遊魚のため同じ場所にずっといることはありません。なので潮が通る場所ならどこでも釣れます。なので場所を問わずどこでも釣れるので初心者の方でも手軽にアジを釣ることができます。しかし、季節によって釣れやすい場所があります。
それでは、季節ごとにアジの釣れやすい場所を確認してみましょう。
まずは春から初夏にかけてのアジが釣れ始める時期は潮通しが一番いい防波堤の先端付近で釣れやすいです。そのあと、内海の方まで回遊してくるようになり始めます。
6月になると内海を回遊し始めるので足元でも朝と夕を中心に釣れ始めます。なのでわりと防波堤の奥の方でも釣れます。
そのあと、11月になるまでは防波堤のどこでも釣れます。また、アジは河口付近でも積極的に入ってくるので本当にどこでも釣れます。
しかし、一番は潮通しの良い防波堤のの先端が一番どの季節でも釣れやすい場所と言えるでしょう。逆に釣れにくい場所は止まりとなる漁船の係留場所などの潮がまったく動かない場所です。
また、大きいアジは潮通しの良い沖を回遊しているため外海側へ遠投する必要があります。
アジの仕掛け、釣り竿
アジのエサ釣りでは主に3つの釣り方があります。
足元でのサビキ釣り・この釣り方は一番簡単な釣り方です。
サビキカゴと言われるところにコマセと言われる小さなエビを入れます。
このエサを食べに来た魚が下にあるエサに似ている針を間違えて食べちゃう。この釣り方がサビキ釣りです。この釣り方はカゴにエサを入れて下にたらすだけで凄く簡単です。針が沢山あるため数釣りに向いていますが大きいアジは釣れにくいです。
また、足元の釣りと言っても護岸から2メートルから3メートルのところをアジは回遊しています。なので釣り竿も3メートルはあった方が良いです。長すぎると扱いが難しいので3メートルが丁度いいと思います。
投げサビキ釣り・この釣り方は前のサビキ釣りを沖に投げるだけですが仕掛けが少し変わるのと難易度が少し高いです。
まず、仕掛けの変わった点はカゴの上に水中で仕掛けを立たせるために浮きが付いてることです。普通のサビキ仕掛けを投げても水中で斜めってしまい、仕掛けが絡まってしまいます。
次に難易度が上がる点は、足元でのサビキ釣りでは仕掛けを下に落とすだけですが投げサビキは仕掛けを沖へ投げなくてはなりません。投げるという動作は思っている以上に難しく仕掛けが絡まったりしてムカついたりしてしまい、釣りを楽しめなくなったりしてしまいます。しかし、デメリットだけではありません。この投げサビキ釣りは沖へ投げるため大きいアジを釣ることができます。投げることに慣れている人は投げサビキが良いかもしれません。
足元でのサビキ釣りの釣り竿は柔らかすぎて投げる際に折れるかもしれないのでちょい投げ用の竿が良いです。竿が硬すぎると仕掛けが空中で絡まる可能性が高くなります。
ウキ釣り・ウキ釣りとはこんな感じの仕掛けです。
この上にウキを付けます。
カゴにコマセを入れ下の針に付けエビをかけます。
これで沖に投げるだけです。やはりこの仕掛けも投げなくてはならないので難易度が高いです。また、ウキがあるため潮に流されやすく隣の人と絡まったりして初心者は難しいと思います。仕掛けを沈める深さを調節するのも難しいので初心者の方には難易度が高い釣りな気がします。
メリットは大きいアジが釣れることと、仕掛けが短いため絡まりにくいです。
釣り竿は硬すぎると空中でエサがとれるのでウキ釣りの専用の竿が良いです。ルアー専用の硬い竿だとエサが取れやすいです。
アジを沢山釣る方法
アジを沢山釣るコツは手返しをよくすることです。針を外すのを早くする、エサを入れるのを早くするなど細かいところまで気を使うところです。アジは回遊魚です。ずっといるわけではなく、どっかへ行ってしまいます。なのでいる間にとにかく沢山釣ることです。
まとめ
・アジは1年中釣れるけど5月から11月までが良く釣れ、特に9月と10月が良く釣れやすい
・アジは防波堤の先端など潮通しの良い場所で釣れやすい
・アジを釣る仕掛けはサビキ、投げサビキ、ウキ釣りが良い。
・アジを沢山釣るには手返しをよくする。
最後まで見ていただきありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。