簡単なブラインシュリンプの沸かし方、殻の取り方、魚への与え方
簡単なブラインシュリンプの沸かし方、殻の取り方、魚への与え方
今回はブラインシュリンプの沸かし方、殻の取り方、魚への与え方について書きたいと思います。
目次
ブラインシュリンプとは?
ブラインシュリンプのとはワムシと同じ稚魚のエサ代表で、よくブラインシュリンプエッグとして売られています。原産地はアメリカや中国などの塩湖で採られています。植物プランクトンを主なエサとし、一日に一回り大きくなります。エサように沸かした場合はエサを与えないので2日ほどしか生きれません。
ここからはブラインシュリンプの沸かせる条件です。
ブラインシュリンプを沸かすための条件
①卵がある。ブラインシュリンプは外部から入ってくるではありませんので卵がないといけません。
②塩水を作る。塩分濃度2%~3%の塩水です。 これは人工海水用のやつではなく、食塩で大丈夫です。
温度を15度から26度の間に保つ
温度が高い方が早く孵化します。15度から孵化可能ですが孵化率は低いです。逆に温度が25度あれば孵化率は15度より何倍も上がります。なので冬はヒーターを付けて孵化させた方が良いです。
次は条件を達成してからのステップです。
ブラインシュリンプの沸かし方
ブラインシュリンプは塩水湖に生息する生き物なので当然、塩水で沸かします。
では,沸かす方をステップ順に解説します。
ステップ1
容器に濃度2%(1Lに20gの食塩を混ぜたもの)を入れます。
容器は専用容器から平皿、ペットボトルまで何でもOKです。しかし、容器が大きすぎると取るのが大変なので卵の量と皿の大きさは考えましょう。
専用の容器はエアーの水流が容器全体にいきとどくように設計されているので孵化する卵の数が上がります。
ステップ2
容器にエアー(ブクブク)を入れます。しかし、平皿の場合は浅いため酸素が行きとどくためする必要がありません。
ステップ3
卵を入れます。これは適量を入れるようにしましょう。多すぎると使いきれずに捨てることになてしまいます。1つの水槽の場合スプーン半分くらいで足ります。
ステップ4
ステップ2で入れたエアーの強さを調節します。卵が容器をぐるぐる回るくらいの強さにします。
あとは、1日待つだけで孵化します。
ブラインシュリンプの殻の取り方
孵化したブラインシュリンプの殻は上の方で浮いています。それをスポイトで取るのが簡単です。また、ハイターを使ったからの取り方があります。これは取るというより
消すですけどねw
殻が取り終ったら
ブラインシュリンプを魚に与えるときは水槽に海水が入らないようにブラインシュリンプと海水をわける濾す(こす)作業をします。この作業を塩抜きといいます。
この塩抜きは凄く簡単でブラインシュリンプをスポイトで吸い取った後、コーヒーフィルターや茶こしで海水を落とします。そうしたら、一度淡水で洗い流してから魚に与えます。
ブラインシュリンプは淡水では1日しか生きられません。水槽内で死んでしまうと水質の悪化につながるので、食べ切れる量を1日に2~3回に分け食べ切れる量を与えましょう。
1~2分で食べ切れるのが丁度良いといえるでしょう。
まとめ