初心者むけアカヒレの稚魚を育てていて疑問に思うことを解説
初心者むけアカヒレの稚魚を育てていて疑問に思うことを解説
今回は初心者むけアカヒレの稚魚を育てている時に疑問に思うことを僕の体験をもとに解説していきたいと思います。
文章を読むのが面倒な場合は赤い文字のところだけ読んでいただければ答えはわかります。
詳しく知りたいという方は全部読んでいただけると幸いです。
- 卵を見つけたけど取った方が良いの?
- なぜ、水槽のガラス面にくっ付いてるの?
- 泳ぎ始めたけどエサはいつ頃から与えるの?
- エサはやっぱりブラインシュリンプ?
- インフゾリアとは?
- ブラインシュリンプが沸かせないときは?
- 自然繁殖は可能?
こんな感じで解説していきたいと思います。
①卵を見つけたら取った方が良いの?
もし卵を水槽内で見つけたとしても水草が沢山あるなら取らなくてもよい。
これにはしっかりとした理由があります。僕のアカヒレ水槽は40センチ水槽にアナカリスという水草を10本を入れています。しかし、この水槽では僕が一切手出しをしなくとも毎日5匹程は生まれてきます。このことから水槽内の卵を必ず取らなくてはならない、ということではありません。しかし、5匹というのは最低ラインです。なので、
5匹以上増やしたい方は取った方が良いと思います。
なぜ、水槽のガラス面にくっ付いてるの?
アカヒレの稚魚は泳ぐのが不得意なためガラス面や水草にくっ付いているのです。
何を食べてるの?と思うかもしれませんがアカヒレの稚魚にはヨークサックという栄養を蓄えてある場所があり、そこから栄養をまかなっているのです。
水温を25度にしていれば通常1日で泳ぎ始めます。
なので、変にちょっかい出さないでそっとしておいてあげましょう。
泳ぎ始めたけどいつ頃からエサを与えるの?
エサを与えるのは泳ぎ始めてから2~3日後で大丈夫です。
理由はよくわかりませんが、多分栄養がまだ少し残っているのかな?
エサってやっぱりブラインシュリンプ?
・生まれてからすぐの時はブラインシュリンプではありません。
なぜなら、生まれてすぐの稚魚は口が小さすぎてブラインシュリンプを食べることができません。
そのためブラインシュリンプに変わってインフゾリアという生き物をあたえます。
この生物は肉眼では見えないほど小さい生き物です。
インフゾリアとは?
初心者の方はおそらくインフゾリアという名前を聞いたことがないと思うので簡単に
説明します。インフゾリアとは動物性プランクトンの総称です。例えばミジンコ、ゾウリムシなども広く言えばインフゾリアです。主にブラインシュリンプすら食べれない程小さな稚魚のエサとして使われています。簡単に沸かせる方法は水槽に
「インフゾリアの素」というものを定期的に水槽にいれる。こうすることで簡単に沸かし、増やすことができます。しかし、沸かすのにある程度の期間がかかるためあらかじめ準備する必要があります。
もし、ブラインシュリンプが沸かせない場合
もし、ブラインシュリンプが用意できないのであれば、稚魚用のエサ(ベビーフード)
を与えるか大人用のエサをすりつぶす、などして細かくして与えるようにしましょう。
しかし、ブラインシュリンプは稚魚の成長に大いに関わってきます。なので,出来るだけ使えるようにしておきましょう。
自然繁殖はできる?
自然繁殖はできます。しかし、自然繁殖とエサを与えつつ育てるのとでは大人になれる
確率は言うまでもなく低いです。僕はプランクトンの沢山いる水槽にためしにアカヒレの稚魚15匹程を入れエサを一切与えずに大人になるのを待った結果大人になれた個体は3匹だけです。このことから、自然繁殖はできるけど沢山と言える程稚魚は育たないでしょう。
まとめ
- アカヒレの卵は取らなくても良い。(水草が沢山ある場合)
- アカヒレは生まれてから何日か水槽のガラス面にくっ付いている。
- エサは泳ぎ始めてから2~3日後で良い。
- 生まれたばかりのアカヒレに与えるエサはインフゾリア
- ブラインが沸かせないのならエサをすりつぶしたりして与える。
- 自然繁殖はできます。しかし、数は育たない。
アカヒレの稚魚は小さくグッピーの稚魚みたいにすぐ大きくなるわけではありません。
しかし、大きくなった時の達成感、うれしさはグッピーの稚魚に勝ると思います。
ぜひ、頑張ってみてください。少しでもこの記事がお役になれたら幸いです。